産後ぽっこり下腹に85%がお悩み
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提供:シックスセンスラボ株式会社
監修:PURAVIDA編集部
プーラヴィータでは「女性の一生に寄り添う」ために、主に40代以上の女性の意識調査を全国規模で定期的に実施しています。 その結果は「女性の意識を知ることができる」という観点から数々の大手メディアでも紹介されています。 今回は2023年10月に実施した「出産後の体重や体型の変化」をテーマにしたアンケートをもとに、その結果をご紹介します。 ※全国の30歳〜70歳以上の女性、390名からご回答いただきました。ご協力ありがとうございました。 出産後太りは75%が経験。10キロをこえる方も3割近く。その原因は運動不足? 一方体型の変化を感じている方も4人に3人。そのうち、下腹部の変化が約85%! 出産前後におこる体の変化。その代表である体重や体型の変化はとても大きいようです。
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監修:PURAVIDA編集部
プーラヴィータでは「女性の一生に寄り添う」ために、主に40代以上の女性の意識調査を全国規模で定期的に実施しています。 その結果は「女性の意識を知ることができる」という観点から数々の大手メディアでも紹介されています。 今回は2023年10月に実施した「出産後の体重や体型の変化」をテーマにしたアンケートをもとに、その結果をご紹介します。 ※全国の30歳〜70歳以上の女性、390名からご回答いただきました。ご協力ありがとうございました。 出産後太りは75%が経験。10キロをこえる方も3割近く。その原因は運動不足? 一方体型の変化を感じている方も4人に3人。そのうち、下腹部の変化が約85%! 出産前後におこる体の変化。その代表である体重や体型の変化はとても大きいようです。
骨盤臓器脱とは
「骨盤臓器脱」とは
女性の骨盤には、膀胱(ぼうこう)や子宮、腸などの臓器がおさまっており、これらは「骨盤底」という骨盤の底にある組織により支えられています。
この骨盤底が出産や加齢によってゆるむことで、膣から臓器が飛び出す「骨盤臓器脱」が起こってしまうのです。この病気は出産後や中高年の女性に多く見られ、子宮がある方ならば誰にでも起こる可能性があるとされています。
骨盤内にある臓器は、骨盤底と呼ばれる筋膜やじん帯などによって支えられています。これらが緩むことで膣から体の外に臓器が出てくるのが「骨盤臓器脱」です。
「骨盤臓器脱」の種類
骨盤臓器脱にはさまざまな種類があり、これらは同じタイミングで起こることも少なくありません。
また骨盤臓器脱により出口が塞がれることで、排尿困難も起こりやすくなります。
<骨盤臓器脱の種類>
子宮脱:じん帯(子宮を支える筋肉)が緩むことでおこる
腟断端脱:他の病気で子宮を切除した場合に膣壁が出てくる
ぼうこう瘤(りゅう):膣の前側の筋膜が緩むことで起こる
直腸瘤:膣の後ろ側の筋膜が緩むことで起こる
骨盤臓器脱の初期症状
骨盤臓器脱はふとしたときに、なにかが腟の入り口あたりに下がってくるような感覚になることで気付く場合が多いです。 たとえば、以下のような状況のときに「もしかして…」と感じます。
・重いものを持ったとき
・くしゃみや咳などで、腹部に力を入れたとき
・長時間、歩いたり立ち仕事をしたとき
・入浴時にしゃがんで洗うとき
・排尿・排便後にトイレットペーパーでふくとき
初期は膣口近くに臓器が下がってくるような感覚、あるいは体外に臓器が少しはみ出していて違和感があるような状況です。 また、上記のような症状以外にも排尿や排便に支障をきたすことがあります。
<排尿や排便に関わる症状>
・トイレが近くなる
・尿漏れが起こりやすくなる
・尿が出にくくなる(排尿障害)
・便秘になる
自分でできる対策は?
初期症状からさらなる悪化を予防するためには、骨盤底の緩んだ筋肉を鍛える「骨盤底筋トレーニング」が有効です。以下の2~3を1日5セット以上行います。(1日数回に分けて大丈夫です。)
1.仰向けに寝て膝を立て、足を少し開きます。膝の間はこぶしひとつ分くらい開き、体の力をぬきます。
2.肛門を閉めながら、腟と尿道も10秒くらいギューと締め、息を吸いながら肛門と腟を胃の方に吸い上げるように力を入れます。その後、30秒くらいリラックスします。ここまでを1セットとして、10回繰り返しましょう。
3.同じように肛門、腟、尿道を閉める動作をさらに速いテンポで行い、この「キュッ(締める)、パッ(緩める)」を1セットとして、10回繰り返します。
女性の骨盤には、膀胱(ぼうこう)や子宮、腸などの臓器がおさまっており、これらは「骨盤底」という骨盤の底にある組織により支えられています。
この骨盤底が出産や加齢によってゆるむことで、膣から臓器が飛び出す「骨盤臓器脱」が起こってしまうのです。この病気は出産後や中高年の女性に多く見られ、子宮がある方ならば誰にでも起こる可能性があるとされています。
骨盤内にある臓器は、骨盤底と呼ばれる筋膜やじん帯などによって支えられています。これらが緩むことで膣から体の外に臓器が出てくるのが「骨盤臓器脱」です。
「骨盤臓器脱」の種類
骨盤臓器脱にはさまざまな種類があり、これらは同じタイミングで起こることも少なくありません。
また骨盤臓器脱により出口が塞がれることで、排尿困難も起こりやすくなります。
<骨盤臓器脱の種類>
子宮脱:じん帯(子宮を支える筋肉)が緩むことでおこる
腟断端脱:他の病気で子宮を切除した場合に膣壁が出てくる
ぼうこう瘤(りゅう):膣の前側の筋膜が緩むことで起こる
直腸瘤:膣の後ろ側の筋膜が緩むことで起こる
骨盤臓器脱の初期症状
骨盤臓器脱はふとしたときに、なにかが腟の入り口あたりに下がってくるような感覚になることで気付く場合が多いです。 たとえば、以下のような状況のときに「もしかして…」と感じます。
・重いものを持ったとき
・くしゃみや咳などで、腹部に力を入れたとき
・長時間、歩いたり立ち仕事をしたとき
・入浴時にしゃがんで洗うとき
・排尿・排便後にトイレットペーパーでふくとき
初期は膣口近くに臓器が下がってくるような感覚、あるいは体外に臓器が少しはみ出していて違和感があるような状況です。 また、上記のような症状以外にも排尿や排便に支障をきたすことがあります。
<排尿や排便に関わる症状>
・トイレが近くなる
・尿漏れが起こりやすくなる
・尿が出にくくなる(排尿障害)
・便秘になる
自分でできる対策は?
初期症状からさらなる悪化を予防するためには、骨盤底の緩んだ筋肉を鍛える「骨盤底筋トレーニング」が有効です。以下の2~3を1日5セット以上行います。(1日数回に分けて大丈夫です。)
1.仰向けに寝て膝を立て、足を少し開きます。膝の間はこぶしひとつ分くらい開き、体の力をぬきます。
2.肛門を閉めながら、腟と尿道も10秒くらいギューと締め、息を吸いながら肛門と腟を胃の方に吸い上げるように力を入れます。その後、30秒くらいリラックスします。ここまでを1セットとして、10回繰り返しましょう。
3.同じように肛門、腟、尿道を閉める動作をさらに速いテンポで行い、この「キュッ(締める)、パッ(緩める)」を1セットとして、10回繰り返します。